みなさん、こんにちわこんばんわ!
みなさんお待ちかね(?)の、宇宙の時間です。
今回は、「宇宙人は存在するのか?」という議題です。
無限に広がる宇宙の中に無数の星々が存在しています。
その中には地球に似た星もたくさんあります。
ですが、未だに宇宙人はおろか、生命体の痕跡すら見つけられていません。
果たして、宇宙人は存在するのでしょうか?
それとも、私たちは宇宙の中で唯一であり、孤独な存在なのでしょうか?
残念ながら、確信的な証拠が見つかっていないので未だ推測の域から出られません。
では、もし宇宙人がすでに存在しているとしたら、なぜ私たちは見つけられないのでしょうか?
これには、いくつかの説がありますのでそれらをご紹介します!
① 地球保護説
私たち地球人よりも高度な技術を持っており、地球が保護区域に指定されている、という説。
「動物園説」ともいわれている。
宇宙人からは観測可能であるが、地球からは観測できないようになっている。
地球の「宇宙の開拓技術」が十分に発達するまで、宇宙人の保護下にある。
なぜ保護する必要があるのか、彼らにどのようなメリットがあるのかは不明。
② 宇宙人冬眠説
宇宙人が無機物と結合し、最終的にデジタル化まで進化した場合、すでに冬眠している、という説。
デジタル化による思考回路の問題として出てくるのが「冷却」である。
現在の宇宙の温度は、平均で約3K(-270℃)ほどであるが、宇宙空間の膨張により、温度は低下し続けている。
思考回路の効率は温度に反比例する(つまり、温度が1/10倍になると効率は10倍になる)ため、それまで宇宙人は冬眠している可能性がある。
冬眠している間は無防備になるため、他者から観測できないようなステルス機能や自動迎撃システムを装備している可能性がある(この場合、本体はデジタル化しているが、サーバー等を保護している)。
③ 観測不可域説
地球とは遥か遠くに存在しているため、互いに存在していることを観測できない、という説。
光速の壁に突き当たってまだ地球に達していない、あるいは、137億光年以内にそのような試みをする宇宙人がいない。
④ 消極説
宇宙人は、高度に発達すると異星人の文明との接触を好まなくなる、という説。
閉鎖的になり、宇宙に進出しなくなる。
⑤ 潜入説
宇宙人はすでに地球に来訪しており、地球人に認識されない形で潜入している、という説。
地球の生命体に擬態、あるいは意識生命体、あるいは別次元(5次元等)に存在しているため認識されない。
これらはいずれも、「宇宙人は存在する」ことを前提とした説となります。
あなたはどの仮説が有力だと思いますか?
次は、数学的な観点で「宇宙人が本当に存在し得るのか」を見ていきましょう!
ここからちょっと難しくなるので、もし頭が痛くなったら読み流してくださいね。
宇宙全体ではないですが、私たちの住む「天の川銀河」内における接触できる地球外文明の数を算出することができます。
その公式は、『ドレイク方程式』というものです。
はい、数学が得意ではない人からすると目を背けたくなるような式が出てきました。
ですが、よ~く見てみると、単純な掛け算と割り算なのであまり難しく考えなくて大丈夫です。
この中で重要なパラメータは、以下の2つです。
・各恒星の生命を宿す惑星の数
これは、水が液体として存在することができる領域、いわゆる《ハビタブルゾーン》に、惑星がいくつあるかを示しています。
ハビタブルゾーンよりも恒星に近いと惑星は高温になり、水が気化してしまいます。
逆に遠くなると低温になり、水は凍ってしまいます。
太陽系でいうと、地球と火星が該当しますね。
・文明の寿命
このパラメータは不明確なもので、『だいたいこのくらいだろう』というあやふやな数値になっています。
そのため、【100年~50億年】としているので、Nの数値も【10~5000万個の文明】と広範囲になっています。
つまり、私たち地球の文明の寿命が、銀河系内の交信可能な地球外文明の数に大きく関わってくるのです。
さて、宇宙人が存在する可能性は、(ざっくりですが)算出できました。
しかし、ここで一つの疑問が生まれます。
私たちの住む「天の川銀河」の中だけでも、10~5000万個の地球外文明がある(はず)にも関わらず、なぜ宇宙人と出会えないのか。
これって、矛盾していませんか?
理論上ではそこらじゅうにあるのに、でも現実はそうではない。
こうした矛盾を、「フェルミのパラドックス」といいます。
今から70年ほど前に考察された、「フェルミのパラドックス」。
実は、前述の説①,③,④,⑤も「フェルミのパラドックス」で提示された一部なのです。
ということはやはり、「宇宙人は存在しない」のでしょうか?
もし、宇宙人が電波信号を使用するまで進化していた場合、それはすでに地球に届いているはずなので考えにくい…。
ということは、すでに滅んでしまっているか、文明がそこまで発達していないか、の2択になります。
いや、待ってください…。
電波信号は使用しているが、すでに外部への完全な遮断方法が確立していて、地球人の文明が進化したのがその後である、という可能性もありますね。
ですがこの場合は、本当に調べようがないのでいったん除外しておきましょう。
とある天文学者によると、『20年以内に宇宙人を発見するのは極めて高い』とのことです。
なにを根拠にこのような発言をしたのか定かではありませんが、期待はしてしまいますよね。
宇宙人とまでいかなくても、生命体がいる(もしくは、いた)という事実が発見されただけでも私は嬉しい限りです。
火星をはじめ、土星の衛星エンケラドゥス、木星の衛星エウロパも生命体がいる可能性があるといわれています。
今後の宇宙開発・生命体の発見に期待したいですね!!
みなさんお待ちかね(?)の、宇宙の時間です。
今回は、「宇宙人は存在するのか?」という議題です。
無限に広がる宇宙の中に無数の星々が存在しています。
その中には地球に似た星もたくさんあります。
ですが、未だに宇宙人はおろか、生命体の痕跡すら見つけられていません。
果たして、宇宙人は存在するのでしょうか?
それとも、私たちは宇宙の中で唯一であり、孤独な存在なのでしょうか?
残念ながら、確信的な証拠が見つかっていないので未だ推測の域から出られません。
では、もし宇宙人がすでに存在しているとしたら、なぜ私たちは見つけられないのでしょうか?
これには、いくつかの説がありますのでそれらをご紹介します!
① 地球保護説
私たち地球人よりも高度な技術を持っており、地球が保護区域に指定されている、という説。
「動物園説」ともいわれている。
宇宙人からは観測可能であるが、地球からは観測できないようになっている。
地球の「宇宙の開拓技術」が十分に発達するまで、宇宙人の保護下にある。
なぜ保護する必要があるのか、彼らにどのようなメリットがあるのかは不明。
② 宇宙人冬眠説
宇宙人が無機物と結合し、最終的にデジタル化まで進化した場合、すでに冬眠している、という説。
デジタル化による思考回路の問題として出てくるのが「冷却」である。
現在の宇宙の温度は、平均で約3K(-270℃)ほどであるが、宇宙空間の膨張により、温度は低下し続けている。
思考回路の効率は温度に反比例する(つまり、温度が1/10倍になると効率は10倍になる)ため、それまで宇宙人は冬眠している可能性がある。
冬眠している間は無防備になるため、他者から観測できないようなステルス機能や自動迎撃システムを装備している可能性がある(この場合、本体はデジタル化しているが、サーバー等を保護している)。
③ 観測不可域説
地球とは遥か遠くに存在しているため、互いに存在していることを観測できない、という説。
光速の壁に突き当たってまだ地球に達していない、あるいは、137億光年以内にそのような試みをする宇宙人がいない。
④ 消極説
宇宙人は、高度に発達すると異星人の文明との接触を好まなくなる、という説。
閉鎖的になり、宇宙に進出しなくなる。
⑤ 潜入説
宇宙人はすでに地球に来訪しており、地球人に認識されない形で潜入している、という説。
地球の生命体に擬態、あるいは意識生命体、あるいは別次元(5次元等)に存在しているため認識されない。
これらはいずれも、「宇宙人は存在する」ことを前提とした説となります。
あなたはどの仮説が有力だと思いますか?
次は、数学的な観点で「宇宙人が本当に存在し得るのか」を見ていきましょう!
ここからちょっと難しくなるので、もし頭が痛くなったら読み流してくださいね。
宇宙全体ではないですが、私たちの住む「天の川銀河」内における接触できる地球外文明の数を算出することができます。
その公式は、『ドレイク方程式』というものです。
はい、数学が得意ではない人からすると目を背けたくなるような式が出てきました。
ですが、よ~く見てみると、単純な掛け算と割り算なのであまり難しく考えなくて大丈夫です。
この中で重要なパラメータは、以下の2つです。
・各恒星の生命を宿す惑星の数
これは、水が液体として存在することができる領域、いわゆる《ハビタブルゾーン》に、惑星がいくつあるかを示しています。
ハビタブルゾーンよりも恒星に近いと惑星は高温になり、水が気化してしまいます。
逆に遠くなると低温になり、水は凍ってしまいます。
太陽系でいうと、地球と火星が該当しますね。
・文明の寿命
このパラメータは不明確なもので、『だいたいこのくらいだろう』というあやふやな数値になっています。
そのため、【100年~50億年】としているので、Nの数値も【10~5000万個の文明】と広範囲になっています。
つまり、私たち地球の文明の寿命が、銀河系内の交信可能な地球外文明の数に大きく関わってくるのです。
さて、宇宙人が存在する可能性は、(ざっくりですが)算出できました。
しかし、ここで一つの疑問が生まれます。
私たちの住む「天の川銀河」の中だけでも、10~5000万個の地球外文明がある(はず)にも関わらず、なぜ宇宙人と出会えないのか。
これって、矛盾していませんか?
理論上ではそこらじゅうにあるのに、でも現実はそうではない。
こうした矛盾を、「フェルミのパラドックス」といいます。
今から70年ほど前に考察された、「フェルミのパラドックス」。
実は、前述の説①,③,④,⑤も「フェルミのパラドックス」で提示された一部なのです。
ということはやはり、「宇宙人は存在しない」のでしょうか?
もし、宇宙人が電波信号を使用するまで進化していた場合、それはすでに地球に届いているはずなので考えにくい…。
ということは、すでに滅んでしまっているか、文明がそこまで発達していないか、の2択になります。
いや、待ってください…。
電波信号は使用しているが、すでに外部への完全な遮断方法が確立していて、地球人の文明が進化したのがその後である、という可能性もありますね。
ですがこの場合は、本当に調べようがないのでいったん除外しておきましょう。
とある天文学者によると、『20年以内に宇宙人を発見するのは極めて高い』とのことです。
なにを根拠にこのような発言をしたのか定かではありませんが、期待はしてしまいますよね。
宇宙人とまでいかなくても、生命体がいる(もしくは、いた)という事実が発見されただけでも私は嬉しい限りです。
火星をはじめ、土星の衛星エンケラドゥス、木星の衛星エウロパも生命体がいる可能性があるといわれています。
今後の宇宙開発・生命体の発見に期待したいですね!!